政治スキャンダル、環境問題、各地の紛争から、フェイスブックやインスタグラムでの最新の小ネタまで。

手のひらのスマートフォンから、膨大な情報が常に押し寄せて来る日々の中、ファッションが果たす役割はなんだろうか?

「時代を写す鏡」的な役割を果たすこともあるが、ファッションは、本質的には、いつも自由で、あるがままの自分を表現するものだ。

2018年のレディースの秋冬コレクションでは、時代と向き合いながらも、それに、縛られることなく、

「どんな風にでも、お好きなように!ファッションは、いつだって自由なんだから」

というスタンスを、思い起こさせてくれるショーが多かった。

ドルチェ & ガッバーナ(Dolce & Gabbana)

DOLCE&GABBANA 2017AW

ランウェイには母親と娘、赤ちゃんを抱いた父親、姉妹やボーイフレンドやガールフレンドが連れ立って登場。「家族と友達」をテーマにしたショーが繰り広げられた。

さまざまな世代を結ぶ、心を浮き立たせるエネルギーが、ブランドの良さを感じさせるコレクションとなった。

ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)

DRIES VAN NOTEN 2017aw

80年代後半からランウェイを彩ったモデル達が集う、同窓会という趣向で行われて場を盛り上げた。

彼女達は、スーパーモデルとして活躍した90年代と比べても、40代となった今のほうが余裕があり、幸せそうに見えた。

着た人が自分を表現でき、自分らしさを楽しみ強くなれる、自分らしくいられる服を選ぼうというメッセージが伝わるショーだった。

プラダ (Prada S.p.A.)

PRADA 2017aw

創業者であるミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)は、プラダコレクションのモチーフとして、激動の70年代を挙げている。

ショーの冒頭を飾ったのは、当時の学生を思わせるコーデュロイのパンツや、レザーのキャスケット、ニットマフラーというアイテムで、フェミニズムが産声をあげた時代を表現した。

クリスチャン・ディオール(Christian Dior)

Dior 2017aw

ブラックレザーのベレー帽や、ダークネイビーのシルエットなど、ワークウエアにヒントを得たデニムが登場。

クルーズコレクションでは、カリフォルニアの砂漠を会場にして、開拓者やカウガールをモチーフにしたルックを展開した。

ジョナサン・アンダーソ(J.W.Anderson)

J.W.アンダーソン 秋冬コレクション
ユニクロとのコラボが話題を読んだジョナサン・アンダーソは、秋冬のロンドンコレクションで、手作りの良さをアピールするようなデザインを次々と披露。

日本人流の手作業による工芸品のようなアプローチが欧米デザイナーにも浸透しつつあることを示した。

この流れを受けて、柄もコラージュ風に凝ったプリントが登場し、ハンドメイドっぽいテイストが復活している。

2018年のレディース秋ファッションのトレンドはこちらのサイトも参考のこと。
http://young-wave.com/


ミッソーニ(Missoni)

ミッソーニのショーでは、フィナーレにクリエイティブディレクターのアンジェラ・ミッソーニが家族と共に登場して、人権を擁護するスピーチを行った。今後のウィメンズマーチ用に、デモのトレードマークになっているピンク・プッシーのニットキャップが、会場のゲスト全員に配られた。

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